大容量バッテリをしばらく使ってみて  Posted by Kuro

ここしばらくMUGENの超大容量バッテリを使っているが、非常に気に入りつつある。そこでここしばらく使ってみて気が付いたことをメモしておこうと思う。

まずはバッテリの持ちだが、これはさすがに素晴らしい。
標準バッテリの容量が1450mAh。超大容量が3600mAhなので2倍以上の容量があるという計算になる。
メール、メッセンジャー、Web、rsstwitterGPSとガンガン使うと一日持たなかったBoldのバッテリが、余裕で一日持つようになったので非常に重宝している。
逆に厚みだが、これは確実にかなり増していると言えるだろう。
最近MUGENのバッテリは容量増加の割合と、体積増加の割合が比例関係にない場合が多く、ぶっちゃけ、容量倍なのになんで体積3倍以上なの?と感じることもしばしばある。
今回の超大容量はなんとか許容範囲とも言えるサイズで、容量は約2.5倍だが体積は約2倍程度。といっても外装を含めての2倍なので、まぁ順当な体積増加だと言えるだろう。

体積が増すことで本体の厚みも増すわけだが、これは完全に好みの問題とも言えるだろう。
さほど変わらない、とはいえないが、気になる気にならないは人それぞれだ。
確かに厚みはかなり増すが、元が薄いのでこれぐらい大丈夫という人もいるだろうし、これは駄目だという人もいるだろう。
ただ、本体が厚くなることでホールド感が増し、文字が打ちやすくなったのは事実だ。
 
欠点としては標準状態で使えていたケースの類がほとんど全滅に近い状態で使えなくなるという点が挙げられるだろう。
シリコンケース、レザーケース、クリアケース、その他あらゆる本体に密着するタイプのケースは使えなくなる。
一部のポーチタイプのケースが何とか使えるぐらいなので、ケースに関しては諦めた方が無難だ。
チャージングポッドも使えなくなるので、充電はほぼUSBケーブルの直挿しとなる。
 
ただ、今後大容量バッテリの蓋がもう少し工夫した物が出てくれば、ごく一部のケースに関しては使える可能性が出てくる。
それは本体をひっかけるタイプのホルスターケースだ。
大容量バッテリの蓋を装着した状態ではこのように利用できないのだが…

蓋を外せばホルスターにひっかけることが出来る。

これはつまりこの大容量のバッテリの蓋が、バッテリの厚みを基準として本体全体の厚みを決めるタイプのものだからで、もう少しバッテリ部分だけを厚くするようなタイプの蓋を持った大容量バッテリが出てきてくれれば、チャージングポッドやこのタイプのホルスターに関しては利用できる可能性がわずかだが見込めるという事だ。

バッテリ市場もまだまだ目が離せない。様々なタイプのものが出てきてくることを期待したい。

追記
たとえばこのSEIDIOのバッテリーなんかはどうだろう、などと考えたり。