iPhone 4とiPadへの旺盛な需要は業界のトップ企業に多大な影響力

米国のスマートフォン市場の最新のシェアでは、トップがRIMのBlackBerryで35%、次いでiPhoneの28%となっている。しかし、BlackBerryのシェアは前期から2ポイント縮小しているのに対しiPhoneは2ポイント拡大しいる。これまでBlackBerryiPhoneの影響をあまり受けないと考えられ、RIMはトップの座を謳歌してきた。しかしここに来て安閑とはしていられない状況になってきた。

 「かつて米国のビジネスユーザーを中心にしたコミュニティーでは、スマートフォンと言えばBlackBerryを意味していた。しかし今のRIMは、iPhoneAndroid端末とのし烈な競争に直面し、その貴重なシェアは奪われている」。Internet.comの別の記事はそう報じている。

 米Bloombergによると、RIMはフルキーボード付きのスマートフォンで知られるメーカーだが、消費者に人気のあるタッチスクリーン端末の分野で後れを取っており、iPhoneや米Motorolaの「Droid」に対抗できる製品の開発で苦戦している。

 RIMのJim Balsillie共同最高経営責任者(CEO)は決算発表の電話会議で6〜8月期の終わりか、9〜11月期の始めに二つの新製品を投入するとし、「業績予想に重要な影響を与えることになる高価格帯の製品」と説明した。

 また同氏はBlackBerry OSの最新版「BlackBerry OS 6」のリリース時期が9月の下旬になることも明らかにしたが、二つの新製品がこの最新OSを搭載するかについては言及を避けた。同氏は、「我々の計画がどのようになるか進展を見守ってほしい」とだけ語ったという。RIMがタッチスクリーン搭載の新製品をリリースするとアナリストらは見ていると記事は伝えているが、詳細については不明だ。

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iPhoneの影響がついにBlackBerryにまで、ということでしょうか。
しかし、BlackBerryの魅力はやはりQWERTYキーなので、できればその方向は見失わないでもらいたいものです。
もう少しRIMが本気を出してdocomoと本社が本気で交渉し、売る方向に動いてくれたら良いんですけどねぇ。